日時 |
目的地 |
所在地 | |||||||||||||||||||||
2014年10月19日 |
荒島岳(1523.5m) |
大野市佐開字荒島山 | |||||||||||||||||||||
行動日程 |
【往路】勝原登山口(駐車場)8:40〜9:20リフト終点跡9:25〜10:00トトロの木10:00〜10:15白山ベンチ10:25〜10;40深谷の頭10:40〜11:15シャクナゲ平11:30〜11:35佐開コース分岐11:35〜11:45モチガカベ入口11:45〜12:20前荒島12:20〜(休憩15分)〜13:00荒島岳山頂 【復路】荒島岳山頂14:10〜前荒島〜モチガカベ入口〜佐開コース分岐〜シャクナゲ平〜深谷の頭〜白山ベンチ〜トトロの木〜16:25リフト終点跡16:30〜17:00勝原登山口(駐車場) | ||||||||||||||||||||||
参考資料 |
Web情報:国土地理院/基準点成果等閲覧サービス(三角点情報) 文献 : | ||||||||||||||||||||||
これまでの山行記録 |
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≪注:赤枠で囲った写真にマウスポインターを当てると、ルート表示や説明が現れます。≫ 知り合いが荒島岳に行こうと言うので、案内役を仰せつかる。荒島岳には2年前にも、同じ時期に登っているので、状況はよく解っている。この山には勝原コース、中出コース、佐開コース、それに数年前に開発された、(新)下山コースがあるが、今回も最もポピュラーな勝原コースから登ることにした。登山口に着くと、すでに下の駐車場に数台車が止まっていたが、何とかなるだろうと上の駐車場へ向かう。案の定、上の駐車場は満杯。それでも何とか駐車場の片隅に一台分のスペースを見つけ、車を滑り込ませる。前回来たときは中京・関西方面の車が多かったが、今回は関東方面の車もチラホラ見られた。百名山ブームはまだまだ下火にならないようだ。
登り始めは旧勝原スキー場のゲレンデ跡だ。しばらくはゲレンデ内の急なコンクリート舗装道路を登っていく。写真で見るより斜度は大きい。まっすぐ登って行くと、登山道は右に折れるようになるが、まっすぐ行った先で堰堤工事が行われているようで、案内板があった。
ゲレンデ内の登山道はごつごつした石が転がっており歩きにくいが、最近手入れされたようで、随分歩きやすくなっていた。40分ほどで最上部のリフト跡に着く。ここでしばらく休憩し、歩き出す。ここからは森の中だ。
そこからもずっとブナ林内のアップダウンが続き、それを何度かこなすと、白山ベンチと書かれた展望台に着く。ここがこのコースのほぼ中間点だ。ここで、早くも下山してくる人にあった。随分早く登り始めたのだろうと思ったがお聞きしたところ、7時に登り始めたという。この時点で10時を少し回っていたから、2時間くらいで頂上に登り、殆ど休まず降りてきたことになるから、かなり健脚だ。7時にはもう既にたくさんの車が止まっていたそうだ。また、その方によると、頂上からの展望がよく、御嶽山の噴煙が見えたというので、それを楽しみに登り始める。
モチガカベの途中から足が重くなり、ペースが上がらない。同行者に先に行ってもらって、途中の前荒島辺りで待ってくれるよう頼んだが、前荒島に来ても、同行者がいない。仕方ないので、足が重いがそのまま登り続けた。前荒島を過ぎたところにある最後の急登を何とか登り切ったが、そこにも同行者は見当たらない。ここからも、いくつかの急斜面をこなさなければらないが、かなり辛くなってきたので、途中で休むことに。
前荒島辺りからは高い木がなくなり、展望が開ける。休んでいる間に、写真を撮った。この辺りからは経ヶ岳、大長山、赤兎山の展望が一望に出来た。
足の疲労が激しく、なかなか歩き出す気にならない。かなり長い時間休んで(時計を見ていなかったが15分以上休んだようだ)、ようやく重い腰を上げる。足は相変わらず重いがそこからは長い登りはなく、何とか山頂に着いた。同行者は休憩を取らず、登り続け、かなり前に山頂に着いてしまっていたようだ。
荒島岳山頂は真っ青な空の下、360度の展望が得られた。御嶽山の噴煙が見えたというので、よくよく眺めてみたがその方角には雲が出ており、よく解らなかった。御嶽山らしきものは確認できたが、残念ながら雲が掛かって噴煙までは確認できなかった。この日は山頂で1時間も休んだがそれでも雲は取れなかった。
休憩は山頂の一番奥、昔下山コースの下山口があった広場で取ったが、その広場から2、3m下に薮が刈ってあるところがあったので、覗き込んだら、遭難碑だった。見ると1974年6月となっていた。こんなところに碑があるのは知らなかった。つい数年前にも遭難事故があり、不幸にも亡くなられた方がおられたが、これまでも遭難事故は何度も起きていたのだ。山頂では1時間以上ゆっくり休んで下山に掛かったので、登山口に戻ったら、上の駐車場はもぬけの殻。自分の車の他に、かろうじて1台車があるだけだった。下の駐車場にはまだ数台車があったが殆どの車は帰り支度を始めていた。
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